わかみや動物医療センター

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わんちゃんの“異変”に早く気づいてあげましょう

わんちゃんの“異変”に早く気づいてあげましょう

わんちゃんがかかりやすい病気をご紹介しています。
ぜひご家庭でも注意をしてあげて、早期発見につなげてください。

少しでも気になる症状がある時には、お気軽にわかみや動物医療センターまでご相談ください。

こんな症状はありませんか?

歩きたがらない/背中を触ると痛がる/ソファに飛び乗れなくなったなど

椎間板ヘルニアの恐れがあります。
椎間板ヘルニアは肥満や激しい運動などにより、椎間板に過度な負担がかかって起こる病気です。

わんちゃんの頚部、胸部、腰部のどこでも発症する可能性があり、痛みなどの症状が現れます。
症状が進むと神経麻痺が起こり、最悪の場合は半身不随になる恐れがあります。

治療法は軽度の場合なら投薬、重度の場合は外科手術が必要となります。

片足を挙げて歩く/足先が内側に向いている/後ろ足を後方に蹴るように歩くなど

膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼の恐れがあります。
膝蓋骨とは一般的に“膝のお皿”と呼ばれる部分ですが、膝蓋骨脱臼とは高い場所からの転落や衝突などにより、膝蓋骨が外れた状態を指します。

脱臼を繰り返すと歩行や日常動作に支障が起こります。
症状が進行すると痛みが強くなり、関節炎や前十字靱帯断裂などの病気を引き起こすこともあります。

治療法はリハビリテーションや体重管理などの内科的なものもありますが、重度になると外科治療を行います。

体をよく掻く

皮膚炎の恐れがあります。
近年増加しているのがアレルギー性皮膚ですが、その他にも細菌性皮膚炎、真菌性皮膚炎、内分泌異常などがあります。

アレルギー性皮膚炎はダニやノミ、ハウスダスト、食事などが原因で起こる皮膚炎で、かゆみ、赤み、湿疹、脱毛などの症状が現れます。
治療法は、ノミ・ダニのアレルギーの場合は駆虫薬を、ハウスダストアレルギーの場合はアレルギー反応を抑える薬を処方します。

体重減少/食欲不振/下痢/嘔吐など

腎臓病の恐れがあります。
原因は細菌感染や加齢による免疫力の低下、結石などによる尿閉塞などがあり、高齢になるほどそのリスクは高まるといわれています。
一度発症すると完治は難しく、進行も早いという特徴があります。
そのため定期的に健康診断を受け、こまめな血液検査で早期発見につなげることが重要です。

治療法ですが、急性腎臓病の場合、点滴などで腎臓を保護することで腎機能の回復を図ります。
また尿量が少ない時は利尿剤を使用します。

慢性腎臓病の場合は根治が難しいため、点滴などで血液中の老廃物や毒素をできるだけスムーズに体外に排出して体調を維持すること、進行をできるだけ緩やかにすることがメインの治療法になります。

乳腺にしこりがある

乳腺腫瘍の恐れがあります。
避妊手術を受けていないメスのわんちゃんによくみられる腫瘍です。
お腹を触った時、しこりがあるようでしたら一度、診察を受けることをおすすめします。

初回発情前に避妊手術を受ければ99%と高確率で予防できることがわかっています。
治療法は外科手術による腫瘍の切除、化学治療などがあります。

犬種別のよくある病気

トイ・プードル

外耳炎

耳が垂れていること、耳道にも毛が生えていることから、細菌が繁殖して炎症を起こしやすいといわれています。

膝蓋骨脱臼

後ろ肢の膝蓋骨(いわゆる膝のお皿)がずれて脱臼する病気です。
足を触ると鳴いて痛がる、歩くことを嫌がる、後ろ足を不自然に上げたまま歩くなどの症状が見られます。

関節リウマチ

免疫が関わっている関節炎で、中年齢の小型犬に発症しやすい病気です。

チワワ

膝蓋骨脱臼

後ろ肢の膝蓋骨(いわゆる膝のお皿)がずれて脱臼する病気です。
足を触ると鳴いて痛がる、歩くことを嫌がる、後ろ足を不自然に上げたまま歩くなどの症状が見られます。

水頭症

脳内の奇形による先天性のものが大半を占めています。
けいれん発作や不全麻痺、斜視などが見られることもあります。

尿石症

膀胱や尿道、腎臓などに結石ができる病気です。
ひんぱんにトイレに行く、排尿する時に時間がかかる、あるいは不自然に力む、尿に血が混じるなどの症状が見られたら、早めに当院までお越しください。

ミックス犬

皮膚炎:毛の短いタイプのミックス犬

アレルギー性皮膚をはじめ細菌性皮膚炎、真菌性皮膚炎、内分泌異常などがあります。
近年増加しているアレルギー性皮膚炎はダニやノミ、ハウスダスト、食事などが原因で起こる皮膚炎で、かゆみ、赤み、湿疹、脱毛などの症状が現れます。

外耳炎:耳が垂れているタイプ、耳の中まで毛が生えているタイプのミックス犬

耳が垂れている、耳道にも毛が生えているタイプのミックス犬は、耳垢を通して細菌が繁殖し、炎症を起こしやすいといわれています。

白内障:シニアのミックス犬

白内障は目の水晶体の一部あるいは全体が白くにごる病気です。
進行につれて視力が低下し、最悪の場合は失明に至ることもあります。

外傷、糖尿病、中毒などが原因ですが、症状が出た場合には早めに当院までご相談ください。

柴犬

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、ハウスダスト、花粉、ダニ、カビ、食物など様々なアレルゲンが原因で起きる病気です。
犬がかゆそうな素振りをしていたら注意が必要です。

膝蓋骨脱臼

後ろ肢の膝蓋骨(いわゆる膝のお皿)がずれて脱臼する病気です。
足を触ると鳴いて痛がる、歩くことを嫌がる、後ろ足を不自然に上げたまま歩くなどの症状が見られます。

甲状腺機能低下症

ホルモンを分泌する甲状腺の機能が低下してホルモン異常が起こる病気です。
動きが鈍くなる、寒がる、食欲不振なのに体重が増加する、皮膚病など様々な症状が表れます。

ダックスフンド(ミニチュア・ダックス)

椎間板ヘルニア

胴が長く足が短いダックスフンドは、その体型から腰に負担がかかりやすいため、椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種です。
症状としては食欲不振、元気がなくなる、足を引きずるなどがあり、重症化すると肢が麻痺したり排泄障害が起こったりすることもあります。

ソファや階段などの上り下り、遊んでいる最中のジャンプなどでも腰に大きな負担がかかり、椎間板ヘルニアになるケースもあるので十分な注意が必要です。

また肥満も原因のひとつなので、体重管理も気をつけてあげてください。

脂漏性皮膚炎

皮脂腺の異常分泌や代謝性の異常など先天的な皮脂腺の異常から起こるケースと、アレルギーや代謝性疾患などの基礎疾患が原因で発症するケースがあります。

症状は激しいかゆみから体臭、ベタつき、フケ、脱毛、発疹までさまざまです。
皮膚に異常がある時はぜひ当院にご相談ください。

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