健康診断
大切な家族を病気から守るために
福岡市東区のわかみや動物医療センターでは、大切なご家族であるペットの病気の早期発見・早期治療を実現するために、健康診断に力を入れています。
言葉を使えない動物は、不調を感じても飼い主様に伝えることができません。
さらに動物にとって病気やケガは生きる上での弱点になるため、本能的に隠そうとするのでうっかり見落としてしまう恐れもあります。
また特に不調が見られなくても、若いうちから定期的に健康診断を受けておくと、病気の予防や早期発見につながります。
ぜひ定期検診を受診しましょう。
健康診断の頻度・タイミング
ペットの健康診断はどれくらいの頻度で、いつ行けばいいのか、お悩みの飼い主さんも多いのではないでしょうか?
基本的に症状がなくても定期的に検診を受けるのが理想的ですが、ここでは健康診断を受ける頻度とタイミングについてご紹介します。
健康診断の頻度
年齢によって健康診断を受ける頻度は変わってきます。
0~5歳 | 1年に1回 |
---|---|
5~7歳 | 1年に1~2回 |
7歳以上 | 1年に2回 |
健康診断のタイミング
年2回、健康診断を受けるケースでご紹介します。
1回目(春期~初夏)
ワクチンや予防接種に合わせて、一緒に健康診断を受けるのがおすすめです。
この時は簡易的な健康診断でも大丈夫です。
2回目(秋期)
1回目の受診から半年ほど期間をあけて、2回目に本格的な健康診断を受診しましょう。
※7歳以上の高齢のペットの場合は年3回、上記に加え冬期にもう1回、受診されることをおすすめします。
※夏期は暑さで体力を奪われる心配がありますので、冬期の受診をおすすめします。
定期検診が大切な理由
ペットにとって定期検診が大切な理由についてご説明します。
病気の早期発見・早期治療につながります
定期的に健康診断を受診することで、飼い主様が気づきにくい各種病気の早期発見・早期治療につながります。
また持病があるペットでも、定期的な検査をすることで悪化を未然に防ぐことが可能になります。
0~5歳までは年1回、5~7歳までは年1~2回、7歳以上の高齢になると年3回の定期的な健康診断をおすすめします。
病気発見後の選択肢が広がります
健康診断で病気を早期に発見できれば、治療の選択肢が大きく広がります。
早期であれば病状も軽いことが多いため、大切なペットの体に負担をかけにくい治療を選べる可能性があがるためです。
ペットに負担の少ない治療を選択できるよう、定期的な健康診断で病気の早期発見を実現しましょう。
肥満予防もアドバイスします
近年、肥満傾向にあるペットが増えていますが、肥満はペットの心臓に負担をかけるだけでなく糖尿病や関節の原因になります。
健診の際に肥満予防のアドバイスを行い、肥満と同時にそれらの病気も防ぐお手伝いをします。
幸せなペットライフを応援します
わかみや動物医療センターでは定期的な健康診断を通して、家族の一員であるペットの病気の予防・早期発見するのはもちろん、食事や運動に対するアドバイスにも対応しています。
ペットが元気で長生きし、幸せなペットライフを送れるように全力で応援します。
健康診断のメニュー
基本項目
- 身体検査
- 問診
- 視診・触診・聴診
- 血球計算
- 血液化学検査
- 尿検査
- 便検査
- 心臓エコー検査
- 腹部エコー検査
オプション検査
- 歯周病菌検査
- レントゲン検査
- 猫エイズ/白血病検査
- フィラリア抗原検査
- ワクチン抗体価検査
- 平均血糖値(フルクトサミン)
- ホルモン検査(副腎・甲状腺)
など
健康診断コース
1歳未満のわんちゃん・猫ちゃん
- 身体検査
- 血球計算
- 血液化学検査11項目
- 心臓エコー検査
- 腹部エコー検査
1歳以上~シニアのわんちゃん
- 身体検査
- 血球計算
- 血液化学検査18項目
- 心臓エコー検査
- 腹部エコー検査
1歳以上~シニアの猫ちゃん
- 身体検査
- 血球計算
- 血液化学検査16項目
- 心臓エコー検査
- 腹部エコー検査
うさぎ
- 歯科検診
- 血液検査
- 尿検査
- 便検査
- レントゲン検査
※ウサギは4才までは年1回、4才以上は年2回の健康診断の受診をおすすめします。
健康診断で行う検査
身体検査
ペットの体重・体温を測定し、視診・触診を行います。
血液検査
血球検査・生化学検査を行い、貧血の有無や肝臓・腎臓の機能、糖尿病などの異常の有無を調べます。
便検査
腸内の細菌バランスの異常や消化管の寄生虫の有無などを調べます。
尿検査
採取した尿から尿蛋白、尿糖、潜血反応、尿比重、尿沈渣などを確認します。
画像診断
レントゲン検査
胸部・腹部でレントゲン撮影を行い、心臓や肺、気管、肝臓、腎臓、脾臓、消化管などで異常がないか調べます。
超音波(エコー)検査
超音波(エコー)を使って肝臓や脾臓、腎臓などの臓器、消化管や泌尿器、生殖器などの器官に異常がないか調べます。
副作用がなく、レントゲンでは確認できない断層画像を見ることができます。
健康診断の流れ
STEP01
ご予約
事前にホームページまたはお電話でのご予約をお願いいたします。
STEP02
当日までの準備
健康診断当日までにペットの尿・便を採取し、当日にお持ちください。
※ウサギのみ尿検査・便検査はオプションとなります。
STEP03
ご来院
ご予約いただいた当日にご来院いただき、受付にお声がけください。
STEP04
問診・触診・視診
ペットの普段の様子を飼い主様におうかがいし、触診・視診を行います。
不安や疑問などおありでしたらなんでもご質問ください。
STEP05
基本項目
ペットの年齢や気になる症状に応じて基本項目の血液検査、尿検査、便検査などを実施します。
STEP06
オプション検査
必要に応じて基本項目以外のレントゲン検査、ホルモン検査などのオプション検査をおすすめする場合があります。
事前に飼い主様へご説明し、ご理解・ご納得いただいてから実施いたしますのでご安心ください。
STEP07
検査結果のご説明
検査によっては受診当日に結果をお伝えすることが可能です。
わかりやすく丁寧なご説明を心がけておりますが、もしご不明点などがございましたらお気軽にご質問ください。