わかみや動物医療センター

コラム

ウサギにも去勢手術は必要?メリット・デメリットを解説


うさぎを飼っていて去勢手術を受けさせたほうがいいのか悩んでいる飼い主さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか?うさぎの去勢手術には様々なメリットデメリットがあります。飼い主さんはこれらのメリットデメリットをしっかりと把握した上で、うさぎに去勢手術を行うかどうか判断する必要があります。今回はうさぎの去勢手術について詳しくお話ししていきたいと思います。手術を受けさせるかどうか悩んでいる飼い主さんはぜひ参考にしてください。

 

ウサギに去勢手術は必要なのか?

去勢手術とは、精巣を取り除く手術のことを言います。精巣を取り除くため、手術を行ったウサギは生殖することが不可能となります。去勢手術を行う大きな理由の一つとして、生殖器関連の病気を予防できることが挙げられます。生殖器関連の病気には命の危険に関わる病気もあるため、去勢手術を行う飼い主さんが多いです。 

 

去勢手術のメリット

ウサギに去勢手術を行うことで得られるメリットについて詳しく説明していきます。

問題行動が減る

ウサギを多頭飼いしているご家庭では、去勢手術を行うことによりお互いへの攻撃行動を抑える効果があります。去勢手術を行っていないウサギは、複数で飼っていると喧嘩が多く怪我をしやすい動物です。喧嘩により大きな怪我をしてしまい、致命傷になることも少なくありません。また、発情期のウサギは甘えん坊になったり攻撃的になったりと精神的に不安定な状態になることが多いです。このような危険な問題行動を減少させることができるのも去勢手術を受ける大きなメリットだと言えるでしょう。

 

去勢手術のデメリット

麻酔や手術のリスクがある

去勢手術では全身麻酔が用いられます。全身麻酔には様々な副反応があり、リスクも存在することを頭に入れておいてください。また、手術後に精神的なストレスなどが原因で食欲が減少する場合もあります。飼い主さんはウサギの様子をしっかりと観察し、食事のサポートをしてあげるようにしましょう。

 

肥満になりやすくなる

去勢手術を行うとホルモンバランスが変化するため、繁殖に使うエネルギーが減少し1日の消費カロリーが少なくなります。そのため、手術前と同じ食事をとっているとウサギが肥満になってしまう可能性があります。肥満は様々な病気の原因となります。飼い主さんがしっかりと食事面・運動面でうさぎの体重を管理してあげましょう。

 

去勢手術を受けない場合


去勢手術を受けない場合、精巣腫瘍や精巣炎といった生殖器関連の病気にかかるリスクが高くなります。それぞれの病気について詳しく見ていきましょう。

精巣腫瘍

精巣腫瘍とは、清掃が腫れてしまい左と右で清掃の大きさに違いが見られます。発熱や痛み、食欲の低下などの症状はみられないため飼い主さんが病気に気付くことは難しいでしょう。病気に気づいた時にはすでに症状が進行してしまっている可能性もあります。

 

精巣炎

精巣炎とは、細菌が原因で精巣に炎症が起きる病気です。体の別の場所で感染した細菌が血液の流れによって精巣に運ばれ感染します。精巣炎になると、痛みや腫れといった症状が見られるため、疑わしい症状があった場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

 

手術を受ける時期

ウサギの去勢手術を受ける時期として推奨されているのが生後6ヶ月から12ヶ月の間です。生後6ヶ月より前は、精巣が陰嚢に降りていない可能性があるため手術は行わないようにしましょう。早すぎる去勢手術は尿道の成長に悪影響を与えてしまうリスクがあります。手術を受ける時期がわからないと不安に思っている飼い主さんは獣医師に相談しましょう。

 

去勢避妊手術について詳しく知り判断しよう

ウサギの去勢・避妊手術には様々なメリット・デメリットが存在します。飼い主さんはしっかりとメリットとデメリットを把握した上で、去勢・避妊手術を行うか判断しましょう。去勢避妊手術を行うべきか悩んでいる飼い主さんはお気軽に当院までご相談ください。

 

福岡県福岡市東区の動物病院「わかみや動物医療センター」

当院では、経験豊富な医師が患者様と飼い主様の不安を拭えるよう、丁寧なサポートを心がけています。
どんな些細なことでも構いませんので、気軽にご相談ください。大切なご家族の健康をおまかせいただけるよう、全力を尽くします。

 

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